あんにょん！杉山たかのりです

　今日、佐藤議員が一般質問で、保育所の待機児童対策について質問しましたが、夙川地域に保育所整備が優先されるという見解が市から出されました。
　もちろん、一番不足している地域が優先されることはわかりますが、昨年6月に、今津港町の市営住宅跡地、ホームセンターコーナンとコート甲子園南（民間マンション）の間に90人定員で公立の今津文協保育所の民間移管さきに2011年度整備するとしていたものが、「今津地域周辺に集中しており、今津文協もまだまだ廃止できない」との理由で、保育所建設を見送る考えです。

　公式の場で不足している保育所の整備を報告しておきながら、なお不足に拍車がかかっているのに、整備をみあわすとはいったいどういうことでしょうか。

　市民の痛みがわからないのではないかと思わざるを得ません。

　西宮市の保育所待機児童が2月は854人でしたが、3月は100人以上増え、963人になったことが昨日あきらかになりました。

　3月市議会でも、大きな問題になっていますが、人口48万人で3月期に1000人近くの待機児童の出る都市は、全国的に見てもまれではないかと思われます。
　これまで、民間保育所にたよった整備でしたが、公立で定員を増やさなければ、もう追いつかないと思われます。