あんにょん！杉山たかのりです

　2月16日、議会運営委員会が開催され、2010年度西宮市当初予算案と3月市議会の議案が明らかになりました。
　3月市議会定例会は、2月23日から3月25日までの31日間で、3月1日から代表質問（2日間）、一般質問（4日間）、10日から常任委員会（2日間）・フレンテ問題特別委員会、15日から予算特別委員会分科会（5日間）、24日最終日（予備日あり）の日程となります。

　新年度予算案は、一般会計約1610億円、特別会計・企業会計をあわせると、総額約2757億円となります。
　今回の予算案の特徴は、市税収入が約30億円落ち込むとして、「緊縮」予算となっています。しかし、地方交付税等が約22億円で、ほぼカバーできており、基金を取り崩しても30億円を残し、2011年度に繰り越すゆとりです。市民の要求をもっと実現させるべきです。

　こども医療費無料化では、今年7月から入院・通院あわせて無料となります（所得制限あり）。
　民主党の公約との関係では、子ども手当約88億円、市立高校授業料無償化などの予算も組み込まれています。公約違反で4年後の廃止とされる後期高齢者医療の保険料は、兵庫県平均で年額1054円の値上げとなっています。

　その他、地球温暖化対策では、家庭用太陽光発電への市助成制度が創設されます。１件10万円（120件）となります。

　今後も引き続き、当ブログ、ニュースやホームページなどで、報告します。　

　昨日、議会運営委員会が開催され、2010年度の西宮市予算案が発表されました。これから順次ご報告します。

　この間、地球温暖化対策について、党市議団の予算要望書でも提案するなど、取り上げてきたのですが、新年度予算案に、個人住宅向け太陽光発電システムに対する市助成制度がようやく示されました。一件あたり10万円、120件を対象に、1200万円の予算が計上されています。加えて、夙川小学校の校舎建て替えに関連して、40ＫＷの太陽光発電システムが設置されることも提案されています。

　今後も、対象枠の拡大や公共施設への大規模システムの設置などを引き続き提起すると共に、マイカーから公共交通機関と自転車の利用促進のまちづくりを提起していきたいと思っています。