あんにょん!杉山たかのりです

韓流ドラマが大好きな日本共産党西宮市議会議員杉山たかのりのプライベートブログです。
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「自主共済」の請願で思い出す、西宮市議会2年前の前代未聞の出来事

 今西宮市議会に『自主共済制度を保険業法の適用除外とすることを求める請願』が兵庫県保険医協会・西宮芦屋支部から提出されています。非常に大事な内容の請願です。

 この請願で、2年前にも同趣旨の請願が出され、当時私が委員長をしていた総務常任委員会で、前代未聞の珍事が起こったことを思い出しました。
 なんと、私委員長をのぞく、採決権のある10名の議員のうち、9名が本当は反対なのに、うっかり「賛成」をしてしまうという事が起きたのです。しかも意見書提出を内容としており、間違った議員も意見書案の提出者とならなければならないため、本会議では、こっそり退場しなくてはならないという、前代未聞の出来事が起こりました。

 2年も前のことなので、当時の『杉山たかのりニュース』で掲載したものを載せます。


前代未聞 その2
総務常任委員会の請願審査で
反対するはずの請願を「うっかり」賛成し可決!


 常任委員会で全会一致で採択された意見書が、本会議で否決されるという、前代未聞の事態が起こりました。

 三月十二日開催の総務常任委員会(杉山たかのり委員長)で、西宮民商等から提出された「自主共済制度の保険業適用見直しを求める請願」が審査されました。
 無所属議員と杉山たかのり議員が質疑を行い、他には質疑がありませんでした。その後の討論では、反対を表明する委員もなく採択、総務常任委員全員で、本会議に意見書案を提案することになりました。
 ところが、その後、数名の委員から、「賛否が間違いだった。提案者にならない。」との申し出がありました。
 しかし、意見書提出を求める請願に賛成をすれば、提案者になるのは当然のことであり、杉山議員が「認められない」と説得をしても、理解できない事態でした。
 最終的には、全員が提出者となりましたが、二十四日の本会議において、またしても問題が起こりました。公明党議員団と蒼志会は意見の中で、「委員会では賛成したが、反対だった。間違えた議員は退場する」と言い出したのです。
 しかし、意見書の提案者が賛成をしないという間違いは誰でもわかることです。日本共産党議員団は、「矛盾した行為だ。」批判をしました。
 意見書の採決では、八名の議員が議場を出たため、傍聴席の市民は、「民主主義の破壊だ」などのヤジ。
 最終的には「退場する」という部分は、議事録から削除されることになりましたが、委員会で全会一致で採択された意見書が否決したのです。

 今回、与党の総務委員全員が賛否を間違えました。しかも、議会のルールがわからず、二重、三重の恥の上塗りという事態です。
 請願を真剣に審査をすること、意見を述べること、議会のルールを守ることという当たり前の事ができないオール与党が引き起こした前代未聞の事件でした。

                                  2008年3月 杉山たかのりニュースより



 ちなみに、当時の総務常任委員会は
 委員長に私、杉山。副委員長に吉岡議員。その他、今村、上向井、魚水、大川原、木村、小林、中尾、三原、よつや 各議員でした。

 さて、今回の総務常任委員会の請願審査は、どうでしょうか。
writer : 日本共産党西宮市議会議員 杉山たかのり | 市政 | comments(0) | - |


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