あんにょん！杉山たかのりです

1月21日、広島県福山市を視察しました。
　最近は『崖の上のポニョ』でも知られる鞆の浦の鞆地区道路港湾整備事業について説明を受けました。昔ながらの街並みが残る一方、狭隘な道路で車のすれ違いにも困難をきたすとして、湾内に埋め立て架橋の計画がされています。しかし、景観を守る運動もあり、計画はストップしています。
　歴史的港湾施設や街並み、景観をまもることは大変重要だと思います。
例えば、市街地に車をいれず、迂回路をしっかり確保することや、港湾の一定の整備や下水道などの生活向上を推進することを、事業実施にかかわらず、取り組む姿勢がいるのではないかと思います。



　鞆地区を歩くと、確かに古い町並みは魅力的です。蔵のある家や白い壁、昔ながらの店舗など。保命酒を売っているお店、床屋を改装した素敵な喫茶店、など、ゆっくり見て回れるといいなあと思いました。

左から　町並み、保命酒店、元床屋の喫茶店

　また、福山市では、まちづくり交付金を活用し、介護未経験者を常勤雇用すれば、1人に付き25万円補助する制度について説明を受けました。介護施設の人材確保を目的としたものです。交付金の活用のため、一時的な施策であり、継続できればいいと思います。また、施設支援とともに、常勤雇用を創出する契機になればいいと思いますが、実際にはそうではないそうです。

　＊追伸　視察については、団ホームページを中心に、ニュースでも報告していますが、写真の紹介のため、ブログでも遅ればせながら掲載したいと思います。（2月10日）