あんにょん！杉山たかのりです

　1月26日開催の武庫川流域委員会に兵庫県が河川整備計画案を公表しました。
　その内容は「千苅ダムの治水活用や武庫川峡谷での新規ダム建設以外の、早期実現可能な対策で戦後最大洪水に対応することを整備目標に、河床掘削や堤防極化等に取り組む」とのものです。
　これにより、今後20年間は、武庫川ダム建設に着手することはないものとなります。
　私も、1997年6月市議会に、武庫川ダム建設問題をはじめて取り上げて以来、一貫して、ダムによらない総合治水対策を求めてきました。巨額の予算がいるダム建設が、環境も破壊するし、ダム建設では十分洪水対策ができないことも言ってきましたが、ようやくその方向に向かい始めることになり、喜んでいます。特に、この問題については、わが党の故つづき研二県会議員が、党の中心的役割をはたし、市民運動からも信頼される取り組みをしてきたことが思い出されます。
　引き続き、洪水対策をしっかりとさせ、ダム建設はきっぱりやめさせ、将来にも、不安の種を残さないよう、がんばっていきたいと思います。