あんにょん！杉山たかのりです

　午後は総務分科会に出席しました。
　審議の中で、「西宮市男女共同参画センター『ウェーブ』開館１０周年事業」についての質疑がありました。
　「建物に１０周年事業は理解できない。消防署が建設されて10年だといって事業をするか」という今村委員の質問。私は、この事業について「当り前の事」として、特に疑問も持っていなかったのですが、このように見る議員もいるのかと、関心をもちました。
　質疑を聞いていて、西宮市の担当の課や部は、答弁は一般的で説得力がないなあと思いましたが、言葉には出てこないけれども、実は事の本質をよく理解しているとも感じました。

　西宮市男女共同参画センター「ウェーブ」は、もともと「女性センターをつくってほしい」という市民の願いから始まりできたもの。市直営ではあるが、多くの女性団体が運営にも参加・協力し、毎年フェスタを開くなど、行政と市民とが一緒になって築いてきたものだと思います。
　市当局は、重要な公共施設を「貸し館扱い」する傾向があるようですが、「ウェーブ」について10年、20年の歴史と意義をよく理解して、開館10周年を記念して事業を、市民とともに取り組むわけですから、私はすばらしいことだと思います。今後も、そのことを忘れずに、「ウェーブ」が発展するよう取り組んでほしいと思います。