あんにょん！杉山たかのりです

　昨日の厚生常任委員会の補正予算の審議でのこと。
　昨年5月、新型インフルエンザの感染防止のため、西宮市は1週間、学校を休校するなどの措置をとり、介護や生涯の通所施設についても休所をするよう要請しました。1週間の休所による、収入の減少は、もともと経営の厳しい福祉施設にとっては、致命傷にもなりかねない財政負担になります。
　私は、議会でもこの問題を取り上げ、支援を求めてきましたが、いまだ実現していません。
　昨日もこの問題を取り上げたのですが、「国に要請している」「まだ協議・検討中」との答弁。もちろん「する必要はない」とは市も答えられないほど、実態はわかっているのでしょうが、すでに実施している自治体のある中で、本当に煮え切らない姿勢だと思います。
　阪神間横並びで、「独自でやってもらったら困る」というようなことがあるのでしょうか。支援をせぬ間に、福祉施設がつぶれてしまっては、元も子もないわけですから、市に責任のあることについては、ちゃんとやるべきです。民間施設からもずっと要請が市にされていつのですから、早く応えてほしいと思います。