あんにょん！杉山たかのりです

　今日は西宮市の市営住宅の募集締切日です。
　ある方が、市営住宅に入居したいと相談に来られました。
　西宮市では、公開抽選を行っており、議員に行って優先的に入居すると言うことは行っていません。仮にそんなことがあれば大問題です。
　応募倍率は南部を中心に、昨日現在で、36倍、58倍など100倍近いものまであり、市営住宅の不足は明確です。

　西宮市は、2002年に市営住宅ストック総合活用計画を発表しており、その中で、市レベルでは世帯比率で全国第6位、政令市を除くといわき市につぐ第2位となっています。これは、震災時の復興住宅を約2500戸整備したことにより、10000戸以上の市営住宅があるからです。

　今後この10000戸の住宅をどの程度の戸数にするのかを検討することになっています。一時震災前の7500戸にもどすことも言われましたが、人口増や高齢化など、を考慮しての検討となります。
　
現在市は、古い住宅の建て替えと統廃合を南部を中心に行っています。甲子園九番町（420戸）、春風（144戸）、東町（56戸）の建て替えを2017年度までに順次行い、同時に、古川町、津門綾羽町、今津水波町（1号棟）南甲子園3丁目、江上町、新たに津門大塚町の廃止統合をすすめる計画を検討しています。

　南部の便利な市営住宅を減らすことは、市全体から見ても高齢者に不利益になります。検討では、現戸数を確保し、エレベータ設置などバリアフリー化を推進するなど、新たなスットク計画を立案すべきです。