あんにょん！杉山たかのりです

　西宮市議会9月定例会は決算認定をする議会。
　西宮市当局は、「味性は厳しい」と、この間繰り返しいっています。

　市税収入は約14億円減っていますが、実質収支は7億円の黒字となっています。

　財政のポイントは、決算剰余金で、2009年度も約45億円生じています。これにより、財政基金等の残高は131億円になります。
　
　2009年度の予算を提案した際の財政計画では財政基金等残高は約44億円ですから、87億円もの差が生じています。
　つまり、「きびしい」とする財政計画は、まったく不正確なんです。これは、私たちが議会の論戦ですでに決着をつけた問題です。

　先の見通しが見えないという点では、きびしさは続きますが、西宮市は基本的には「ムダ遣いさえしなければ安定した財政運営ができる豊かな財源がある」ということです。

　市民の要求を、「財政がきびしい」で門前払いしてはなりません。

　これから、2009年度の決算認定の議案が出てきますので、もっと詳しく報告します。